こんにちは、たった3回で肩こり卒業整体の安部将太です。
昔僕はリラクゼーションサロンで働いていたこともあります。ホテルの出張もみほぐしもやったり。いわゆる「気持ちいい」施術をやっていました。
でもその時毎週毎週お客様は
といかにも「依存」の傾向の発言をしていました。
「早く受けたかった〜!」
「もう限界が近くて揉みほぐしに飢えてたよ、あべちゃん」
この揉みほぐし…
とても素敵なサービスとは思いますが
依存させてしまうものだなと思いました。
※気持ち良さを求め通い続けたい人には気持ちよさと通い続けやすさを提供すればいいですが、卒業したい人には卒業を提供するべきだと思います。
僕は「気持ち良い」施術をやっていた時もありましたが、全然卒業しなかったんですよね…。だってお客様は「気持ち良い施術を受け疲労を定期的に取りたい」と思っていて、「卒業したい!」なんて思ってません。
卒業したい人を集める必要がありますね。下の記事でも言及しています。
何度も何度も通ってしまう。しかも「早く気持ちいいの受けたかった〜」と僕の施術に飢えていたような発言。もちろん「気持ちいい」は素敵だと思います。
多くの方が「気持ちいい」を目指して整体をやっているかも。でもこの「気持ち良い」を追求すると依存してしまいます。もし今「卒業させたい!」と思っているのに気持ちよさを追求している人がいたら見直してみましょう。
今回は「気持ちいい整体は依存させてしまうよ」ってことをドーパミンの観点でお伝えしていきます。
なぜ、依存するのか?
結論を言うと
・ドーパミンが出て、もっと欲するようになるから。
・依存の方向には使わないように
・ドーパミンの矛先をセルフケアの継続と卒業へ使おう
・「気持ちいい」ではなく「快い」を目指そう
一つづつ説明しますね。(今回は少しだけ踏み込んだ話になるので、しっかりと復習しながら読んでみてください)
ドーパミンが出て、もっと欲するようになるから。
ドーパミンは「快感」を得ると分泌されますよね。快感を得てドーパミンが分泌すると
またその快感が欲しくなります。
気持ち良い揉みほぐしというのは「快感」をもたらします。この快感は素敵だと思います…が…「また揉みほぐししてもらいたい!」と「揉みほぐしを受けたい方に“意欲”が出てしまいます。」
ようは
「卒業したい!」の方向に意欲が行かず
「気持ち良くなりたい!」の方に意欲が向き
「来週も気持ち良くなりたいから通いたい!」
と脳みそが変わってしまうのです。
だから
60分2980円の揉みほぐしは
気持ち良くして快感を与え
「また気持ち良くなりたい」と
意欲が「通いたい」の方向に向いてしまい
結局「通う」と言う行動を促し
「依存」という構造になります。
脳内が「通う」に意欲を持ってしまっている状態。そりゃ依存するよな…。
人間の脳内物質を使って依存させているんですよね。
揉みほぐしはドーパミン商売…と言ってもいいくらいかも。笑
(気持ちよさを求めている人に、気持ちよい施術はいいですが、卒業を求めている人に、気持ちいいを提供し依存させてはダメですよね。あなたは卒業させたいと思ってこのコンテンツを見ていると思うので、卒業を求めいる人に卒業を提供しましょう。気持ちよさを提供するなら「改善ではなく疲労を軽減するリラクゼーションです」と謳いましょう)
依存の方向にドーパミンは使わないように。
ドーパミンの矛先をセルフケアの継続と卒業へ使おう
ドーパミンは
「気持ち良いから通いたい」
という方向には使わないように。
使うのは
「卒業したい」
という方向に使ってください。
じゃあ、どうやって使うか?
☑️セルフケアで体が改善したという快感
☑️セルフケアを毎日やれば卒業できる未来
☑️毎日セルフケアを継続できたという賞賛
僕が「最初にセルフケアを教えて変化を出しましょう」
としつこく言っているのは
このドーパミンの矛先を
「卒業」に向けることを目的にしています。
揉みほぐすと
「揉んでほしい」となりますが
セルフケアで最初に感動すると
「セルフケアで卒業できる」と意欲が増します。
ドーパミンが卒業の方向に出れば
卒業するためにセルフケアに意欲的になり
セルフケアで楽になればさらに意欲的になる。
ドーパミンが出て
意欲的になると
放置していても脳みそが
セルフケアを継続してくれるようになります。
そのセルフケアを
寝る前にやってもらうことで
「習慣化」につながり「卒業」につながります。
これが
「気持ちいい」にドーパミンを使うと
「気持ち良くなりたい」に意欲的になり
「通う」に意欲的になってしまい
いつしか「通う」が習慣化される。
だから
「卒業」にドーパミンを使えるように!
下の記事ではセルフケアについてお伝えしています。
「あなたの体は素敵」
「手柄は全てお客様へ」
「自己決定してもらおう」
などなど…ポイントはあります。※他のブログも読み漁ってみてください。
ドーパミンを
すべて「卒業」へ
向かわせるため使う
それを考え抜いたのが
卒業整体理論であって
卒業整体トークなのです。
「気持ちいい施術」ではなく「快い施術」を目指そう
そして最後。
これ、微妙なラインすぎるのですが
めちゃくちゃ大切なことです。
「快い」を調べてみると…
1 気持ちよく感じられる。さわやかだ。
2 感じがよい。好ましい。気さくである。
3 病気のつらさがなくなる。気分がよくなる。
4 気だて・人柄などがよい。人がよい。
※「心地よい」とほぼ同じ意味
多くの整体師さんは
気持ち良い施術を目指し
「揉まれて気持ちいい」
「触れられて気持ちいい」
という方向になってきます。
その意識になると
ドーパミンを依存の方向に使いがち。
意識を「快い」に持っていきましょう。
快いに意識を向けてみると
揉まれる気持ちよさではなく
「触れた時に不快ではないか?」
「接客は不快ではないか?」
「人柄は不快ではないか?」
と整体だけにとどまらず接客に関しても快い対応をできますよね。
例えば
「あなたがセルフケアをしてくださったからこんなにも早く改善してるんですよ!」と行為と思考を褒めると「気持ちいい」ではなく「快い」に変換されます。
「揉まれて気持ちいい」ではなく、「セルフケアをやった自分を称賛してくれて気持ちいい」に変換される。
だから
快い対応をして
ドーパミンの矛先を
「卒業」の方に向けましょう!!
今日は微妙なニュアンスの違いなので
難しかったかもしれませんね。
今日からとりあえず快いを追求してみてください。
まとめると…
・ドーパミンが出て、もっと欲するようになるから。
・依存の方向には使わないように
・ドーパミンの矛先をセルフケアの継続と卒業へ使おう
・「気持ちいい」ではなく「快い」を目指そう
ということでした!!!
これを解き明かすには
やっぱり生理学なんですよね。
生理学は本当に偉大です…。
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