こんにちは、たった3回で肩こり卒業整体の安部将太です。
卒業整体においては手技ってそんなに重要ではないです。それよりもメンタルへの働きかけの方が大切です。
セラピストの業界は「手技を磨けば改善速度は速くなる!」と考え手技を磨いている人はたくさんです。
でも僕はその考え方にかなり疑問を持っています。※症状を改善する最低レベルの手技は要りますよ。業界入って半年未満の人でも十分のレベルです。
下の記事でも同じようなことを解説しています。
で、今回は「メンタルへ働きかけようと思ったキッカケはなんですか?」とご質問をいただいたので回答していきます。
「卒業させるには何が必要か?」と常にアンテナを張っていた。
独立当初「たった3回で肩こり卒業整体を作るんだ!」と考えていましたが、当時の僕はまだまだの技術力。学生で独立しましたからね…。
卒業回数が1回でも短くなればいいので、手技以外でも役に立つならなんでも取り入れようとしていました。卒業速度を上げる方法に飢えていました。
筋膜がいいと思えば勉強し実践してみて、ストレッチポールがいいと思い実践してみたり、手を添えるだけの整体を取り入れてみたり。
もう思いつくことや0.000000001%でも卒業確率が上がるなら取り入れていた感じです。
「こ、こ、この理論だ!」の衝撃が走ったセミナー
とある自己啓発のセミナーに参加しました。それは目標達成の技術を学ぶセミナー。数日間缶詰で受けるものです。合計100万円近く使ったかもしれません。
僕は「卒業整体を完成させるアンテナ」を常に張っていたので、「目標達成を学ぼう」という姿勢ではなく、「卒業させるためのヒントを1つでも得よう」と参加していました。周りの人と観点が全く違いますね。笑
「こ、こ、この理論だ!!!」と衝撃が走りました。
選択理論心理学という人間関係構築の心理学です。元々精神科医の方が精神疾患の改善のために構築した心理学。その「全行動」というものに衝撃を受けたのです。
僕はその「全行動」に衝撃を受けた瞬間から講師の話を全く聞かずに殴り書きしていました。僕の中で点と点が繋がりまくった瞬間です。
- 「行為はセルフケアだ」
- 「思考はネガティブかそうではないかだ」
- 「ほんまや。自分の体に否定的に感じている人って改善遅いわ」
- 「待てよ…整体師がお客様の体をけなすからネガになるんや」
- 「じゃあ、ポジになれるように関わったらいいんじゃない?」
- 「ほんなら、ポジになるにはあの理論をすればいい」
- 「あ、行為変えるなら営業学のあれ使えばいいやん」
- 「待て待て待て。手技はこの位置付けだから、セルフケア指導が肝だわ」
ともう芋づる式に全てがつながった。
ほんと、講師の方に申し訳ないくらい話を聞いてなかった。笑
お客様が自走できるサポートをやればいい
で、1つのことに気がついた。
「メンタルに働きかけて、卒業方向にお客様が自走できるようなサポートをやれば卒業は早いやん」と。
例えば、あなたが車に乗っているとします。
「ゴールは東京タワーです。ここを右に曲がって真っ直ぐ進めば10分で着きます。途中で不安だったらLINEしてくださいね!また行き方教えるので!」と伝えると容易にいけるじゃないですか?
僕が一緒に居なくても自走でゴールできる。
卒業整体って車と同じです。
「ゴールは3回で肩こり卒業です。このセルフケアをやれば自走で卒業できます。途中で不安だったらLINEくださいね!またセルフケアのやり方教えるので!」
ってやれば
自分でハンドル切って運転してゴールできるように、お客様は卒業というゴールにハンドル切って真っ直ぐ進めば自走でゴールできる。
自走できなければ東京タワーに行こうとする度に運転してもらわないと行けない。卒業を目指すたびに毎回整体してもらわないと行けない。
整体師がやるべきことはこの2つ
- どっちにハンドルを切れば卒業へゴールできるのかの判断
- 進み続けられる(セルフケアを継続できる)ように動機づけをすること
「左右の道ありますが、卒業したいならハンドルを右に切ってください!ゴールまで進めるように一緒に頑張りましょうね!」って感じです。卒業整体は究極言えばそれだけ。
だからお客様を動機づけするためにメンタル面に働きかけることが必要だと思って取り入れたんです。
見事に予想が当たり、卒業整体ができた
そして見事この予想は当たって、メンタルに働きかけるようになって月1たった3回の整体で卒業が実現しました。
手技だけで頑張っていた時は不安定で6〜10回。メンタルに働きかけだして3回で卒業することが多くなった。
メンタルに働きかけると言っても、対話だけではない。できることは全てやってみた。それが卒業させるマーケティング。
卒業させるマーケティングも必要になってきた
メンタルってお客様の目に触れるもの感じるもの全てが影響する。マーケティングもその一種です。
だから僕は「卒業速度を上げるためにマーケティングでできることはないのか?」と調べまくって。
見事にマーケティング全体がメンタルに影響しまくる。
例えば、恐怖を与えて整体に通うわせるマーケティング。これは卒業速度を下げてしまう。回数券だってそう。卒業速度を下げてしまう。
USPを作るなんて必須事項。卒業というゴールが見えないとお客様はゴールへ自走できないから。
「ゴールは3回で卒業することです!そんなゴールに行きたいお客様は来てください!」ってマーケティングしないとダメです。
何気ない一言
何気ないSNSの発信
何気ないDMでのやり取り…
気づかないと思いますが
すべてメンタルに働きかけるよう狙って作っています。
トーク展開も作り込む必要ができてきた
明らかにトークの順番も卒業速度に影響しています。
例えば最初に
「当院の整体の目的はたった3回で肩こり卒業するのが目的です。」
「卒業整体の価値をご説明させていただきます」
と展開していかなければなりません。
これは
「目的(ゴール)の共有」
「価値のすり合わせ」
をやることによって安心感を提供しています。
「リラックスできるように」という考えではないです。「卒業が少しでも早くなるように」という考えです。
メンタルの変えるのは諸刃の剣
メンタルが崩壊すると体も壊れます。間違った介入をすれば逆に依存してしまうことだってあります。
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